だいの本棚
- ひらいたトランプ (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-2)
- アガサ・クリスティー
- 早川書房 / 1976年4月1日発売
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ミステリの概論書などではあまり取り上げられることはないが、多作な女史の作品の中でも間違いなく最高ランクに入る傑作。
容疑者が4人しかいないのに最後の最後まで誰が犯人かわからない展開は、まさに見事というより他ない。
2010年6月28日
- 神々の果実
- クラーク・ハインリック
- 青土社 / 1997年12月1日発売
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宗教とは凡そ、ベニテングダケを摂取した際の恍惚体験を共有する秘密コミュニティがその始まりである、とする衝撃的な説を展開する一冊。
人間の精神文化にベニテングダケがどれだけ深く関わってきたか、様々な宗教説話、歴史遺物や名画を引用して説明する。
一見、チンギス・ハン=義経説以上のトンデモ説にも見えるが、なんせ著者は自分で何度もベニテングダケを食べちゃってるだけに、その持論には、少なくとも食べてない人間には何も反論できない力強さがある。
多少なりとも民俗学とか宗教学とかそういうのをかじったことのある人にオススメです。
2010年6月28日
- モンティ・パイソン・スピークス!
- デビット・モーガン
- イースト・プレス / 2003年8月5日発売
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パイソンズはもちろん、番組関係者など周囲の人々も多数登場、表話、裏話、四方山話など、ひたすらインタビュー盛り沢山のパイソニアン垂涎の一冊。
これからパイソンズの世界に入っていこうとする入門者には残念ながら敷居が高い、高すぎる。もう存分に浸りに浸ったヘビィなパイソニアン向けの内容なので、読むかどうかは自己判断でお願いします。
2010年6月28日