ボッシュシリーズは順を追って読むのが本筋・・と聞いていたものの、そうそううまくは借りられない(図書の本主義だもので)この作品、「思いがけず、関わらずにもすめた事件」という事もあり、流れに乗ることが出来た。
もともとTVのドラマでボッシュシリーズを読みたくなったこともあり、読みはじめると、直ぐに「あ、あの事件」と思い出せた。シリーズ1、出だしのエピソードだもの。
TVと小説の住み分けは知りつつも、かなり展開の空気が異なっている感あり。
もっともボッシュが抱える心の闇(児童虐待、親の存在、少年時代に受けた社会的な阻害感情)は同列にある。
「天使の住む街」が「骨の街」とあまりにも暗い・・展開は無論、捉えた犯人も、関係者も、飴りがの其処がこういったどす黒さの上にあることがよく見える。
2作目のボッシュ・・実に彼一人の独走、突っ走りでの話だ。キズミン、エドガー、そして情を交わしながらも殉職したジュリアも彼の周りのoneに過ぎない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年11月4日
- 読了日 : 2021年11月4日
- 本棚登録日 : 2021年11月4日
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