読み終わった後、背筋がぞぞぞとして、しばらくやまなかったです…。
本作の作者さんが原作の映像作品「怪談新耳袋」は大好きで、あらかた見尽くしたと思うのですが本を読んだのは初めてでした。
ごくフラットに体験者の話が書いてあって、それが逆に怖い。
でも、今日夜お風呂はいれないような怖さじゃなくって、ふいに思い出してはゾッとするような感じ。
きっとこの先の人生で度々思い出してしまうんだろうな。
お化けや幽霊が存在するか否か、そんなことはおいといて、ただこんなとてつもない怨念や因縁が実際にあったと言うことが、兎にも角にも恐ろしい。
なるべく穏便に生きていきたいと切に思う。
背筋をゾクゾクさせたい方には超オススメの一冊です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年6月2日
- 読了日 : 2023年6月2日
- 本棚登録日 : 2022年12月24日
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