人間味に溢れていて、親しみやすいとは言えないけど、知れば知るほど好きになる。そんな人が書いた日記。
現実よりも文学的であり文学よりも現実的な文体が、ただの日記とは違って一人の表現者としての魅力を感じる。
弱い自分との葛藤の中で、それを許すような諦めとはまた違った感覚。ネガティブな感情に対して人間として感情的に包み込むような優しさとその優しさに纏っている言葉達に強く惹き付けられた。
等身大の自分の許す心構えを教えてくれた作品でした。
クリープハイプが好きでよかった。
読書状況:いま読んでる
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- 感想投稿日 : 2021年11月2日
- 本棚登録日 : 2021年10月29日
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