ジャズというジャンル、特に商業印刷には詳しい人が自意識をこねくり回して書いた気取った文章が多いなか、本書は平易な言葉で歴史を語る。ジャズというのは相反する要素のせめぎあいから生まれるものである、というところからコルトレーンの死までを語るところは面白い。
逆にそれ以降についてはどうも「ポストモダン論」に縛られた感じがしていてマイナスの印象だが、その辺りはむしろインターネットに良い書き手が多いので補そうだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2022年6月4日
- 読了日 : 2022年6月4日
- 本棚登録日 : 2022年6月4日
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