いのちの食べかた (よりみちパン!セ)

著者 :
  • 理論社 (2004年11月19日発売)
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中学生時代に、図書室にて発見。その後大学に入学するまで気にかけていた。読んでもいないのに人に紹介してしまったことが手にしたきっかけだ。
新書に触れるきっかけと同時に、人間の無自覚こそがこの世で最も始末に負えないという、私の価値観の原点となった作品。漢和辞典の「民」の項には、「眼を潰された奴隷の意」とある。私たちは私たちの無自覚、無知、無関心、無神経に、眼を潰されているのだ。今も昔も。
浜松に屠殺場があるらしいので、先日渡された給付金を使って見学に行ってみようかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年9月9日
読了日 : 2020年9月9日
本棚登録日 : 2020年9月9日

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