志々雄真実の配下の尖角が治めていた新月村の住民は暴力の恐怖に慄き、生きることだけが目的となり誇りも尊厳も失っていた
そこの住人の栄次は、兄と両親を殺されていた
剣心の剣に倒れた瀕死の尖角にとどめを刺そうとする三島栄次
剣心は、その栄次の手を止め諭す
その言葉には胸を打たれた。漫画と侮るなかれ
お前がこの小さな手を汚しても誰一人として喜びやしない。時がたてばこの小さな手は大きくなりお前は必ず大人になる。
その時、志々雄一派の様に力で人を虐げる男にはなるな。村人の様に暴力に怯えて何も出来ない男になるな。最期の最期までお前を案じ続けたお前の兄の様な男になって、幸せになるでござるよ
台詞が胸に響く
自分の命をかけ、強気を挫き、弱気を助ける剣心の熱い心
この漫画が人気があるのは、ここだな
新月村を救った剣心は、京都へと急ぐ
時を同じくして、志々雄は、全国に散らばった十本刀と呼ばれる剣客に京都へ集結するよう伝令を出す
着々と対決の日が近づいている
やばい!
図書館が閉館になったから、暇つぶしに読み出した『るろうに剣心』どんどんのめり込んでいって、途中で放り出せなくなってしまった
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月7日
- 読了日 : 2020年5月7日
- 本棚登録日 : 2020年5月6日
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