都長安で暴虐非道を極める董卓を何とか倒そうと絶世の美女貂蝉は色仕掛けによる董卓と呂布の仲違いによる破滅を企てる
朝廷の大臣王允の養女である貂蝉は、本当の娘のようにして育ててもらった父への恩に報いるため自分の身を犠牲にしてと考える
三國志の前半のおもしろいところだ
まんまとその罠にはまり、一人の女性におもしろいように翻弄される董卓と呂布、天下を動かした男も所詮こんなものなのかと思う
そして、ついに自分を重用してくれた董卓を殺してしまう
後半の読み所は何と言っても曹操と呂布の罠と罠
大火傷を負い呂布に大敗を喫した曹操が、自分は死んだと噂を流し、偽の葬儀まで
この時ぞと攻めてきた呂布軍を隠れ潜んでいた曹操軍が
滅多撃ちにするという経緯
なかなかの4巻だった 満足!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年5月9日
- 読了日 : 2022年5月8日
- 本棚登録日 : 2022年5月7日
みんなの感想をみる