文体練習

  • 朝日出版社 (1996年10月31日発売)
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本棚登録 : 1969
感想 : 208
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他愛もないひとつの出来事が、99通りものヴァリエーションによって変幻自在に書き分けられてゆく。20世紀フランス文学の急進的な革命を率いたクノーによる究極の言語遊戯が遂に完全翻訳された。前人未到のことば遊び。
出典:Amazonより

静かにニヤリとする感じ.

後ろ3分の1は訳者あとがき.
ある場面がこんなにもバラエティに富んだ表現に生まれ変わるとは、侮ってはいけない、ことば・認識.作ろうと思えばもっとたくさんの文章を創ることができるだろう.例えば「子どもの視点」とか「猫の視点」とか.原本はもちろんすばらしいのだろうが、訳は秀逸.訳本なのに、「いんちき関西弁」なんて!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 書籍
感想投稿日 : 2012年9月5日
読了日 : 2012年9月5日
本棚登録日 : 2012年8月12日

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