伊藤計劃の遺稿を円城塔が引き継いだ作品とのことで、ふたりとも好きなので是非読みたいと思い購入した。あとがきでも触れられているがこれはまさに円城塔の作品で、伊藤計劃に寄せて……などというものではない。題名通り屍者の帝国の話でありながら、歴史改変物で、自分が知っている作品や人物名が次々出てきて、それが色んな意味を孕んでいるところにも興奮をおぼえた。円城塔らしいお話、締め方だった。
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- 感想投稿日 : 2023年9月6日
- 読了日 : 2023年9月6日
- 本棚登録日 : 2023年9月6日
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