真山仁さんらしくノンフィクションに近いフィクション。邦人が中東でテロ組織に拉致され政府が決断を迫られる。
テロ組織に屈しないという当たり前の世論と、人命を助けたいという人間の本能に気づきハッとする風見の思いは心を撃たれた。
知らず知らずにテレビの「世論』に流されている自分自身にちょっと待てよと思わせてくれる話でした。
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- 感想投稿日 : 2022年9月2日
- 読了日 : 2022年9月2日
- 本棚登録日 : 2022年7月15日
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