野村ノート

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  • 小学館 (2005年9月28日発売)
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20190114野村ノート☆☆☆
「考え続ける」ことで「指導者」になることができる
偉大なプレイヤーが偉大な監督ではないのはココ
1.「選手の人作り」が最重要 教育が第一の使命
 結果至上主義ではなく、仕事のプロセスを理解
 ①人生と仕事は一体
 ②人生論が不可欠 他人の評価が大事
 ③目と頭と感性
 ④技術では、コツとツボと注意点
 ⑤無形の力 情報・観察・分析・判断・決断・先見
 戦い 戦力・士気・変化・心理
 選手に優位意識 先進的・監督ブランド
 データの裏付けのある確率の高いギャンブル
 ギャンブルだと弱者でも勝てる要素がある
2.管理者は結果論の評価はだめ
 ギャンブルの結果、失敗しても可とする
 逆に考えのないプレイは、結果がでても不可
 ex清原のプレイは× 自分のバッティング
 内角を攻める 壁を崩す リスクを負う
 配球の原点は打者への意識付け
3.指揮官の決断 根拠・責任
 判断 基準がある
 決断 賭け 頭でやる
 長期のペナントレース、短期の日本シリーズは違う
 短期決戦弱者の戦法
  ①戦力分析②コンディション③選手の決定
  ④どの試合を重視、捨てる
  ⑤無形の力を重視
4.捕手の役割 グランドの監督
 ①分析②観察③洞察④判断⑤記憶
 データ(事前)と情報(試合)
5.組織には中心が必要 四番 エース
 仕事に求められる能力
 ①問題分析能力
 ②人間関係能力
 ③未来創造能力
 野球は個人の能力+チームの能力が求められる
 「つながり」が大事 それは相手チームが評価
 cf巨人は四番打者揃いだが、チームとしては×
 野球は「根拠」で成立
 →つながりの強さ
6.組織はリーダーの力量が上限
 編成の重要性 四番とエースは育てられない
7.指揮官の仕事は「人づくり」
 「人間性」を教える監督は皆無
 根性野球→管理野球→情報野球
 巨人渡辺恒雄は根性野球・精神野球のまま
 野村野球は「意識付け」データで確率アップ
8.監督は「人間学」
 監督はチーム優先、選手は個人主義
 「士は己を知る者のために死す」
 リーダーによって、「チーム優先」に変わる
9.「基準・根拠」
 考えて、説明できる 選手と指導者の違い

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年1月14日
読了日 : 2019年1月14日
本棚登録日 : 2019年1月14日

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