オリジナル・タイトル「NOW YOU SEE HER」
ヒロイン:パリス・サミル・スウィーニー31歳
ヒーロー:リチャード・ワース39歳
日本語のタイトル「黄昏に生まれたから」
このタイトルになった意味が、最後の最後、エピローグであきらかになる。
ヒロインとヒーローが出会った時、ヒーローはまだ既婚者だったことがひっかかる話始めだった。なんとなく、すっきりしない。ヤらなければ(お下劣な表現で、本当に申し訳ございません)熱い熱いKissは罪にならないものなんだろうか?それだけじゃないぞ。う~ん、ここがすっきりしない2人の始まりだった。しかも妻が殺されてから会った瞬間にあらら・・・。キャンドラに多少同情しました。
ヒーローのリチャードは元レンジャー部隊出身だが、もっとその見せ場(アクション)が欲しかった。リンダのアクションの描き方は本当にドキドキハラハラで緊迫感がなんとも言えないから。
スウィーニーの特殊能力、これも夢遊病で殺人の絵を描くだけでなく、幽霊と話をする事ができるのなら、キャンドラが亡くなった時、絶対幽霊になったキャンドラと会話があると思っていたけど、それもなく、カイが亡くなった時もカイの幽霊は出てこなかった。
「夜を忘れたい」のヒロイン:マーリーみたいに突っ込みのできない特殊能力の人物だったら、もっと話がおもしろくなっていたかも・・・。
しかし、この話も、それまで「君を守る、どんなことがあっても」なんて言っているヒーローを脇に置いといて、最後はヒロインが危機を乗り切る!これがリンダのヒロインの強さなんだな~。ヒーローに頼りきらないところは大好き!女はやはり強いのだ!
それに、スウィーニーって名前、絶対スウィーティーという言葉を使うために文字って決めた名前だろ~???と思っちゃった!
- 感想投稿日 : 2013年1月30日
- 読了日 : 2013年1月30日
- 本棚登録日 : 2011年9月4日
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