小説 映画ドラえもん のび太の宝島 (小学館文庫 ふ 20-2)

  • 小学館 (2018年2月6日発売)
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本棚登録 : 56
感想 : 7
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映画のノベライズとしてはよくできていると思います。映画の表現だけでは伝わらなかった感情のニュアンスや細かい設定が加筆されていて、映画のおさらいとして楽しく読めました。

1本の小説、冒険譚としては勢いが足りず、アニメのコミカルさやライブ感はやはりないなという印象。この小説を先に読んでしまうと、つまらなく感じたかも。

シルバー船長とフロック周りの背景や心情がメインで加筆されていたかと思います。映画で論理が飛躍してないか?と思っていた部分にちょうど説明が入った感じで、父子の解像度は上がりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2022年8月26日
読了日 : 2022年8月26日
本棚登録日 : 2022年8月24日

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