調律師、至高の音をつくる 知られざるピアノの世界 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2010年11月12日発売)
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本棚登録 : 152
感想 : 20
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スタンウェイのピアノが運ばれているのを見たことがある。
知る人には分かる、端正で洗練された、あの美しいロゴマークの描かれた大型のトラックがホールの通用口に横付けされ、巨大なコンサートグランドが2台、縦型に収まっているのを見て、すべてのホールがスタンウェイを所有しているわけではなく、こうして運ばれているということ知った。

それはさておき、スタンウェイ万歳の調律師さんの自己顕示欲満載の本。プロ意識を持った仕事は本来素晴らしいものであるはずなのに、残念ながら鼻につくような内容であるのは、まるで日経新聞裏の「私の履歴書」みたいな感じ。自分の仕事に誇りを持つのはよいけれども、そうじゃない側のひとびとを貶すような書き方はいただけない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2011年1月2日
読了日 : -
本棚登録日 : 2010年12月15日

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