なぜかフォークナーを思い出す。貧困、人種、人間関係。ああ、20世紀のアメリカ文学よ。読み終わった後、もう一度最初を読み直すと合点がいく、こういう構成だったのかと。さいごに分かるわけですよ、あのひらがなの見出しの意味が。
なあ日本人よ、青い目がほしいと望む黒人を、果たしてわたしたちは笑えるか? 髪の毛の色を変え、目を大きく見せる化粧をし、英語が話せるようになりたいと努力する人々よ。
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- 感想投稿日 : 2015年7月10日
- 読了日 : 2015年7月9日
- 本棚登録日 : 2015年7月3日
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