がん患者

著者 :
  • 講談社 (2011年6月29日発売)
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本棚登録 : 97
感想 : 15
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ステージⅣの患者の状態、その後に考えられることを改めて勉強しようと、本を探していた時に、この鳥越さんの本を見つけ、彼なら客観的に書いてくれているのでは?と、手に取った。

やはり、ジャーナリストだからだろう。
一般的な闘病記とは少し違った客観的な目線がある。
もちろん、そうじゃない部分もあったけど。

鳥越さんは、運が良かったと思う。
病院により、癌に対する手術、抗がん剤などの治療方法は、全く違う。
そんな中で、その当時に実行されていた治療方法の良い部分をしっかり受けられていると思う。
病院選びって、本当に大事。。

分子標的薬というものが出始めた。と、本書で書かれているが、2015年現在では、当たり前に分子標的薬が使われている。
癌治療は、本当に日進月歩だなーと、感じた部分。

癌にしろ、他の病気にしろ、自分もしっかり病気や病院を調べて、勉強する必要があると切実に思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 医療系
感想投稿日 : 2015年6月7日
読了日 : 2015年6月7日
本棚登録日 : 2015年5月28日

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