下巻では、テンポよく話が進み読んでいて爽快な気分になった。
読後感として残ったのは、登場人物それぞれが思う山があるということだ。
権力をバックとした秘密を共有する暁成大の面々、義弟との心の拠り所とする合田、以前登った光景を脳裏に焼き付いている水沢。
今回舞台となった山は、各々の思いが交錯する格好の舞台だったと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー、サスペンス
- 感想投稿日 : 2012年12月3日
- 読了日 : 2012年12月3日
- 本棚登録日 : 2012年12月3日
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