春の訪れを喜ぶ祭りとともにアリシアの誕生日が盛大に祝われる中、ジスカルドの使者からもたらされた報せにより、カシュヴァーンたち一行はラグラドールへ向かうことに。バルロイやレネの歓迎を受けて暴君夫が様々な探りを入れる裏で、初めて目にする海に大興奮のアリシア。しかし、突然の襲撃によりルアークが負傷、翼の祈りの本拠地へとさらわれてしまう。そこで、ついに"聖女アーシェル"と対面するが!?たったひとりの、特別な王子様の元へ帰りたいと願うアリシアだったが、ナーディルに海へと突き落とされてしまい・・・。
夫婦としてお互いに好きと認識して以来、ホントにカーシュが遠慮しなくなったなあと!甘々なデレっぷりが甚だしいです。とはいえ話がわりと壮大になってきたのでアリシアが命の危険に晒されたり厳しい現実。少しは安らがないとね。翼の祈りとラグラドールがつながってたのは意外だったなぁ。バルロイも読めない敵になっちゃって、これから先また勢力図が変化するのかな。ただスケールを広げすぎて徐々に分かりづらくもなってきたので、そろそろ回収する方向に動いてもいいかなとは思う。終わる予感ゼロだけど・・・。あとアーシェル様が自由に生きられますように。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国内小説
- 感想投稿日 : 2013年7月22日
- 読了日 : 2013年7月22日
- 本棚登録日 : 2013年7月22日
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