族長となったファイアハート。しかし、またもやサンダー族の前には大いなる困難が待ち受けていた。スター族からのお告げが不吉な夢となって現れ、族長としての責任とともに悩むファイアハート。副長となったホワイトストームとともに、一族を守ろうとするが、タイガースターによって森にブラッド族が参入しててくる。ところがブラッド族のスカージによる攻撃で、あれほど憎まれ危険視されていたタイガースターは9つの命もあっけなく失ってしまう。そして今度はブラッド族が森を支配しようとして・・・4部族が一致団結して戦うときがやってくる!
族長となったことで新たな責任が生じ、ファイアスターとなった彼はスター族の救いを求めつつその存在について悩むことになります。あそこまで強かったタイガースターがあっけなく死んでしまったのは衝撃でした。怒涛の展開ではあったけれど、9つの命を全部奪うって何だかなぁ。ちょっと設定が無理やりな気も。その点では強引でした。スカージを倒したファイアスターは、自信をつけてこれからも部族を守っていってくれるとは思いますが。個人的にはサンドストームとの関係が途中で終わってしまっているのが残念。今後が気になるカップル(?)です。第2期も刊行開始ということで、続きが気になる作品。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外小説
- 感想投稿日 : 2010年1月16日
- 読了日 : 2009年5月5日
- 本棚登録日 : 2009年5月5日
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