ため息の時間 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2004年6月27日発売)
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本棚登録 : 1669
感想 : 139
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男目線の女の話。あまりこのタイプの短編集は読んだことがなかったから、新鮮で面白かった。
半分が男が浮気をし、女が出ていくと言う展開だったが男側の性格がどの話も面白く呆れるような人が多かった。
「バスストップの木島の性格はもはやあっぱれだ。今どきこんな人はいないだろうが、杏子の復讐は立派なものだと思った。だが、妻と娘に逃げられ何もなくなった男たちを見るのは辛かった。
「僕の愛しい人」は少しテイストが違って面白かった。ホラー要素も入っており、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかわからない。主人公は千晶を殺して食べたと言うことなのだろうか?これなら、殺してみつかりようがないから捕まらないのか?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年10月13日
読了日 : 2023年10月13日
本棚登録日 : 2023年10月13日

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