妻を殺す積もりが、間違えて情人を死なせてしまった男が、現在検事をしている昔の恋人(♂)に助けを求めるために手紙書いていると言う構成。特にどんでん返し的な物は無い。学生時代のホモォ……描写と女性遍歴の方に力いれてる感じで探偵小説的な要素は薄い。不幸に酔って女にモテるあたりは人間失格的な物を連想させる。文学に挑戦して見たかったのかね。いつもの浜尾四郎ならこの手紙の後に実は殺したのは妻とか、検事の反応とか色々いれてるはずなのに。なんか尻切れとんぼ
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- 感想投稿日 : 2013年6月5日
- 読了日 : 2013年6月5日
- 本棚登録日 : 2013年6月5日
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