ちいさなプリンセス ソフィア/はじまりのものがたり [DVD]

出演 : ディズニー 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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本棚登録 : 35
感想 : 7
5

2013年放送。

以前は、日曜の朝になんかやってんな、くらいにしか思っていなかった『ちいさなプリンセス ソフィア』。
ちいさい娘と一緒にテレビを見るようになり、改めて視聴したところ(確かペガサスに乗ってレースをする回?)、ミュージカル仕立ての挿入歌やCGの美しさ、何より主人公・ソフィアのキャラクターにいきなり心打たれ、娘から隠れてあふれる涙を拭きまくったのでした……。

2歳半を過ぎる辺りからディズニープリンセスにどっぷりとハマり出した娘が、最近になってソフィアにも興味を持ち始めたようなので、どうせならちゃんとハマるべ、とレンタルして来た『はじまりのものがたり』。

村で靴屋を営む母・ミランダが、国王であるローランド2世に見初められた事から、母娘の宮廷での暮らしが始まる。
広い部屋、天蓋付きのベッド、たくさんのおもちゃ、きらびやかなドレスやアクセサリーの数々を突然与えられたソフィアは生活の激変に戸惑うが、王立アカデミーに通ううちに「誰よりも立派なプリンセスになりたい」と決意。
初めはぎくしゃくしていた新しい兄・ジェームズ王子や姉のアンバー王女とも、徐々に心を通わせて行くのだった。

ソフィアがローランド2世から贈られた「アバローのペンダント」。
その不思議な力で動物と喋ったり人魚に変身したりできるのは、テレビ放送をちょいちょい見ていて知っていたんですけど、なんと歴代のディズニープリンセスとも繋がっているとは!

義理の姉から受けた意地悪の件で落ち込むソフィアを慰めるためにシンデレラが登場した時は、娘と一緒に思わず声を上げてしまいました。
しかも、シンデレラ自身も「今なら継姉たちともうまくやれるのに」と後悔しているだなんて……。

王子様との結婚ではなく、親の再婚によってプリンセスとなったソフィア。
今までにない設定の新鮮さもさることながら、(フェミニズムの観点からしばしば問題視されがちな)歴代プリンセスたちへのリスペクトも感じられて、胸が熱くなりました。
他のプリンセスがどんな風に登場するのかも楽しみ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: テレビアニメ
感想投稿日 : 2017年3月26日
読了日 : 2017年3月25日
本棚登録日 : 2017年3月26日

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