もがき、成長、恋愛。
河内遥の描く人間性はいつだって苦くも美しい。
擬人化された文房具は、ひとつひとつ魅力を与えてられており単純な擬人化でおさまっていない、キャラが立っている。しかし文房具はあくまでも主役ではなく、持ち主の傍らに生きるアクセントとして描かれる。
人間視点になったり文房具視点になったりして、情報が増える。物語に厚みを与えている。
とても良い。
書店のレンタルで読んだので未所持。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年2月24日
- 読了日 : 2019年2月24日
- 本棚登録日 : 2019年2月24日
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