ダイアモンド氏 3編目。
伝統的社会と現代社会を比較しながら、様々な考察を行う。相変わらず膨大な知識に基く検証は凄いの一言。
上巻では語られるのは商売などに代表される取引の実情、戦争、子育て、高齢者など。
取引と言っても現代では通貨があるが、伝統的社会では主に物々交換。地域や民族によって生産される物も違い、暗黙の了解で助け合っている。そんな人達が争いを起こしたりと、規模こそ違えども現代も変わらないなと感じた。
高齢者の章は初版から10年経っておりさらに深刻。価値が下がっている、というのは凄く納得出来た。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年2月2日
- 読了日 : 2023年2月2日
- 本棚登録日 : 2020年9月30日
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