ねむれ巴里 (中公文庫 か 18-9)

著者 :
  • 中央公論新社 (2005年6月25日発売)
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本棚登録 : 341
感想 : 26
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書かれたのが随分と時間が経ってから、というのも当然、関係しているにしても妻の部屋であるのに「入っていいのか」と聞いてからでなければ入れないほど不安なのに、そもそもそれが旅の理由でもあるというのに、感情を俯瞰しているような印象がある。そしてそのように感情や行為に距離があるような書き方であればこそ、余計にそれが際立つのだろう。(『西ひがし』に続く)

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感想投稿日 : 2013年9月13日
本棚登録日 : 2013年9月13日

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