金子光晴のおすすめランキング

プロフィール

金子 光晴(かねこ・みつはる):詩人。1895年、愛知県生まれ。早稲田大学高等予科文科、東京美術学校(現・東京芸術大学)日本画科、慶應義塾大学文学部予科をすべて中退。1919年、初の詩集『赤土の家』を発表した後に渡欧。23年、『こがね蟲』で評価を受ける。28年、妻・森美千代とともにアジア・ヨーロッパへ。32年帰国。37年『鮫』、48年『落下傘』ほか多くの抵抗詩を書く。53年、『人間の悲劇』で読売文学賞受賞。主な作品として詩集『蛾』『女たちへのエレジー』『IL』、小説『風流尸解記』、随筆『どくろ杯』『ねむれ巴里』ほか多数。1975年没。

「2023年 『詩人/人間の悲劇 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

金子光晴のおすすめランキングのアイテム一覧

金子光晴のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『どくろ杯 (中公文庫 か 18-7)』や『マレー蘭印紀行 改版 (中公文庫 か 18-8)』や『ねむれ巴里 (中公文庫 か 18-9)』など金子光晴の全239作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

どくろ杯 (中公文庫 か 18-7)

510
3.69
金子光晴 2004年8月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

どくろ杯のタイトルに惹かれて、まえから読みたかった本をブックカフェで見つけ購入した 1928年、詩人が33才のころから足掛け7年の妻との放浪を40年越しの... もっと読む

マレー蘭印紀行 改版 (中公文庫 か 18-8)

398
3.71
金子光晴 2004年11月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本書の来歴について、「解説」で紹介されている。下記に引用する。 【引用】 「マレー蘭印紀行」は昭和15年10月20日の奥付をもって上梓されたが、これは昭... もっと読む

ねむれ巴里 (中公文庫 か 18-9)

337
3.80
金子光晴 2005年6月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「どくろ杯」が面白すぎて三部作の二番目「ねむれ巴里」を読んだ 金子光晴って大家のイメージしかなかったけどこんな途方も無い海外生活してたなんて。惨めで淫蕩な... もっと読む

絶望の精神史 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

319
3.77
金子光晴 1996年7月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

おもしろい。これまで明治〜大正時代の若者の精神について、小説以外では読んだことなかったので。こういう背景を踏まえて漱石をもう一度きちんと読みたい。 もっと読む

金子光晴詩集 (岩波文庫 緑 132-1)

211
4.04
金子光晴 1991年11月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

B&Bにて購入。 もっと読む

西ひがし 改版 (中公文庫 か 18-10)

157
3.89
金子光晴 2007年12月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本書は金子光晴の自伝的放浪記の三部作、「どくろ杯」「ねむれ巴里」に続く三作目だ。上海から東南アジアを経てヨーロッパへ。そしてこの三作目では、ヨーロッパから... もっと読む

作家の老い方

117
2.63
芭蕉 2022年9月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

(2023/10/31 2h) どういう基準で選んでいるのか分からない選著の仕方だなと思いました。 老いの基準や作家の選出基準などに疑問が残ります。 ク... もっと読む

女たちへのいたみうた 金子光晴詩集 (集英社文庫 か 16-1)

101
3.67
金子光晴 1992年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

金子光晴(1895〜1975) 高橋源一郎によって編まれた金子光晴詩集「女たちへのいたみうた」 これ、ほんとうにだいすきだ。わたしは詩のことなんて... もっと読む

ちくま日本文学038 金子光晴 (ちくま文庫)

88
3.85
金子光晴 2009年8月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

雑多な事を雑多に書いているイメージ。 時々読み疲れてしまいました… もっと読む

イリュミナシオン: ランボオ詩集 (角川文庫 ラ 7-1)

81
3.67

感想・レビュー

詩的であるとは、どういうことだろう。だから読む。 もっと読む

人間の悲劇 (講談社文芸文庫)

56
3.55
金子光晴 1997年2月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

私は一も二もなく光晴にぞっこんなので、読むほどに愛を深めるばかりだ。戦後三年間に書かれた、詩作と散文が渾然一体となった光晴のエレジー。人間の薄っぺらさとし... もっと読む

人よ、寛かなれ (中公文庫 か 18-5)

55
3.56
金子光晴 2003年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

奔放な人生で知られる著者の晩年のエッセイを集めたもの。文章はかなりラフな印象。価値観があわないと思わされたところもあったが、様々な経験を経た大家ゆえか、時... もっと読む

詩人 金子光晴自伝 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

54
3.93
金子光晴 1994年7月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「人間の理想ほど、無慈悲で、僭上なものはない。これほどやすやすと、犠牲をもとめるものはないし、平気で人間を見ごろしにできるものもない。いかなる理想にも加担... もっと読む

金子光晴を旅する (中公文庫 か 18-16)

49
3.57
金子光晴 2021年6月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

破天荒な男、金子光晴を語る森三千代のインタビュー このひとも破天荒な女だった いろんなひとが語る旅人金子 とくに 角田光代「暇と求婚」と 高野秀行「私... もっと読む

金子光晴の旅-かへらないことが最善だよ。 (コロナ・ブックス)

48
4.14
金子光晴 2011年2月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

反骨精神…そんな生易しいもんじゃない、人は彼のことを「狂骨の詩人」と言う。 その放浪と抵抗の人生、100年も前の日本にこんなめちゃくちゃな人がいたというの... もっと読む

ねむれ巴里 (中公文庫 A 81-2)

44
3.07
金子光晴 1976年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

もっと、自由でいい。 縛られなくて、いい。 そんな想いにさせられた。 また読み返したい。 もっと読む

京都守護職始末: 旧会津藩老臣の手記 (1) (東洋文庫 49)

41
4.00
山川浩 1965年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この数か月、会津藩関連本の再読キャンペーンを一人で開催していたのだけど、ようやく大トリのこの本を。タイトル通り、会津藩が文久2年(1862年)に京都守護職... もっと読む
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