個人的にとても思い入れのある本で、とても辛く大変な時期に、長い時間をかけて読み、救済された、文字通りかけがえのない一冊で、読書人生が終わるまでにこの本こそ再読しなくてはならないと思っていましたが、ついに読み終えてしまいました…ちょっと早かったかな。(死ぬの?)
翻訳者の田口俊樹先生に初めてお目にかかった時、この本についてお話ができて本当に感激したのを思い出します。
死についての素晴らしい考察に満ちた一冊ですが(地味とも言えます)、それも積み上げた暴力と死を経てこそ。
マット・スカダーものを未読の方は、くれぐれもここから読むことのなきようご注意下さい。もったいないので。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月24日
- 読了日 : 2020年5月24日
- 本棚登録日 : 2020年5月24日
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