鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2018年7月28日発売)
3.43
  • (7)
  • (17)
  • (24)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 164
感想 : 18
3

超長距離列車の安価なクラスの旅。旅行記というより、各国の現実を肌で感じた記録。チベットの監視付き観光、シベリア鉄道に乗っている内に感じてしまったやるせなさ、ベラルーシの罰金、アメリカの肥満問題…
超長距離列車の旅にしては、文章量が少ない? 長〜い時間を列車の中で過ごす退屈感は感じなかった。体験にかけた時間と釣り合うのか?と思ったが、元は「新潮45」でネット配信だったとのこと。そっちだともっとゆっくり時間が過ぎる感じを持てたのだろうか。
「シベリア鉄道に乗ってみたい」と思ってたけど、自分には無理そう。シャワーなくて自力で食料調達して…とか、行動力が求められる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ:
感想投稿日 : 2020年2月9日
読了日 : 2020年2月9日
本棚登録日 : 2018年8月30日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする