泥棒はクロゼットのなか (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 10-5)

  • 早川書房 (1993年4月1日発売)
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本棚登録 : 69
感想 : 11
4

泥棒バーニーの2作目。

また殺人事件に巻き込まれる。
前作の事件で新聞に載ってしまい、
行きつけの歯医者に泥棒であることを知られ、盗みを頼まれる。
それは仕方がなかったとはいえ、
長居しすぎるというドジを踏み、殺人現場に居合わせるとは。

相変わらず、女にベラベラとしゃべって大丈夫なのか?と思ったけど、
自分の部屋で死体が発見されるもなんとか切り抜ける。
といっても、金で問題を片づけてくれる警官のレイのおかげだけれど。

最後に行きつけの歯医者を失ったことに対する絶望感を吐露していたが、
現在、歯医者ジプシーの自分としては、
気持ちがよくわかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2020年11月24日
読了日 : 2020年11月24日
本棚登録日 : 2020年11月24日

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