哲学史というより、「そもそも哲学って?」という疑問を持っていたので、とてもいい読書体験になった。ここまで黒歴史を公に向けて発信できるメンタルマジで強いし(きっと国会図書館とかにも入るのだろう)、中二病的な部分は死ぬほど自分にも思い当たって、枕に埋もれて叫びたくなった。2,000円足らずで人の人生をトレースできる本ってメディアはすごい。 【以下メモ】共通了解/自由の相互承認/幸せになるには、欲望を変えること/相手の信念の底にある欲望を見ることで、納得点が見つかる可能性が出てくる
その昔、同じく苫野さんの「はじめての哲学的思考」(ちくまプリマー新書)を読んだ時は全然ピンと来なかったのだけど、自分の中で少し関心が強まったのか、「子どもの頃から哲学者」は読み易く感じた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年2月9日
- 読了日 : 2023年4月27日
- 本棚登録日 : 2024年2月9日
みんなの感想をみる