さむいか
トシは男に教えてもらった、避難時、へ母を連れて行った、
学校は、トシも通っていたら通っていた小学校だった、山がすぐそばに見えた、通ってはいない、中へ入ったおぼえは何度かあった、
校舎が、三つ、大きなひびが入っている、校庭は上と下に分かれている、坂の途中に立てているからそうなる、
人がたくさんいるのかと来たら人がいない、避難所になっていると男はいったのに、
まっさんはいろいらおれに聞いたうまく話せないそれでもまっさんは聞いた聴いてくれたいぬ少年 のところはすごく笑ったおかしいわい母の話も笑ったサナの話はしていないサナはたぶん死んだ知らないあっていないからわからない長いあいだあっていないコーラを三ばい飲んだ金はまっさんが出した仕事してみるかとまっさんがいったあしたもこれぐらいの時間にここへこおへんかわしおるからといった穴へもどって二千円くれたその二千円を伸ばして
の骨を折った子どもの二つ下の女の子、わたしの靴を持ち上げて笑った、わたしは
えー連れて来てくれはったんですやん
さすってくれ
男はいった、
痛いねん
さすった、
押せ
押した、
グーで押して
グーで押して、
ああ
ああ
そうだ
わたしはあの歯抜け男とセックスをした、歯抜けとだけじゃない、あれこれとした、
いつまでつけていただろう、帳面につけていた、
三年
千年後、いない人たち、かたちを変えている人たち
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年6月9日
- 読了日 : 2020年6月9日
- 本棚登録日 : 2020年6月9日
みんなの感想をみる