お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

著者 :
  • 幻冬舎 (2017年11月30日発売)
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▪️読むきっかけ
お勧めされた。

▪️筆者「佐藤航陽」とは?
福島県生まれ。早稲田大学在学中の2007年に
株式会社メタップスを設立し代表取締役に就任。
2011年にアプリ収益化支援事業を開始。
世界8拠点に事業を拡大。
2013年より決済サービスを立ち上げる。
2015年に東証マザーズに上場。
累計100億円以上の資金調達を実施し、
年商100億円以上のグローバル企業に成長させる。
フォーブス「日本を救う起業家ベスト10」、
AERA「日本を突破する100人」、
30歳未満のアジアを代表する30人
「30 Under 30 Asia」などに選出。
2017年には時間を売買する「タイムバンク」の
サービスの立ち上げに従事。宇宙産業への投資を
目的とした株式会社スペースデータの代表も兼務。

▪️この本について
「資本主義」を革命的に書き換える「お金2.0」とは 何か。2.0のサービスは、概念そのものを作り出そうとするものが多いので、既存の金融知識が豊富な人ほど理解に苦しみます。その典型がビットコインです。あまりにも既存社会の常識とは違うの で「今の経済」のメインストリームにいる人たちにとっては懐疑や不安の対象になりやすいといった 特徴もあります。そして、それこそが全く新しいパラダイムであることの証でもあります。本書ではまずお金や経済の仕組みから、テクノロジーの進化によって生まれた「新しい経済」のカタチ、最後に私たちの生活がいかに変わるか、の順番に解体していきます。

テクノロジーによって変わる
これからの経済をつかむ必読書。

▪️要約(印象に残った部分)
P.220
▪️今の日本の現状
・少子高齢化と人口減少で経済縮小
・ものやサービスは飽和状態
・古くからある企業が強いまま
→20.30代が競争していくのは相当「分が悪い」

しかし!
人間の内面的な価値に関しては、現在の
資本主義の枠組みでは上の世代が認識しにくく、
このには大きなチャンスが存在している。

P.229
▪️この先高める必要のある個人の価値
①スキル・経験のような実用性としての価値
②共感や好意のような内面的な価値
③信頼・人脈のような繋がりとしての社会的な価値

▪️感想
これからは個人の価値の有無によって、
お金無しに生きる事ができないこの経済社会では
生き方がかなり左右される時代なので、
日々自分の生き方について長い目で見つめるよう
意識し、その生き方をする為の戦略を立てる事
(上記のような①②③)が大切な事だと学べた。

▪️聞いてみたい事
身の回りに個人の価値をしっかり見出して
生きている人はいるか?
その場合、その人の特徴について知りたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年2月6日
読了日 : 2024年2月6日
本棚登録日 : 2023年11月11日

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