自分のアタマで考えよう

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2011年10月28日発売)
3.95
  • (727)
  • (1109)
  • (581)
  • (96)
  • (24)
本棚登録 : 9183
感想 : 1079
5

人気ブロガーちきりんの本2冊目。『ゆるく考えよう』が面白かったので、2冊目も購読。現在3冊目『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!』もゆるく購読中。ブログもチェックしています。すっかりちきりんのファンです。

<印象的な箇所のまとめ>
・数学の問題を解く時、先に答えを見て、解法を覚えてから問題を解くと、試験で点数は取れるけど、社会で役立つ思考力が身に付かない。

・答えのある問題には知識が役立つ。答えのない問題にはゼロから考える思考が役立つ。

・知識は思考の邪魔をする。

・要素を網羅してみよう。例えば、リーダーシップとは何か考えてみる。例えばリーダーシップを要素に分解すると、能力、人間性、志の3つに分けることができる。

・全ての分析の始まりは比較。縦と横に比較する。縦は歴史、時間軸、過去現在未来の比較。横は自分と他者、ライバル、競合他社との比較。何か別のものと比較することで現在の自分がわかる。

・判断基準はシンプルが一番。例えば婚活女子は、男性の経済力と相性という2項目だけ見ている。経済力がよい、悪い、相性がよい、悪いでマトリックスを作り、素早く判定。相手の経済力は女子の力で伸ばすことが難しいけれど、相性は寄り添うことができるから、婚活女子は男の経済力を重視する。

・レベルをそろえて考えよう。議論する時、レベルがずれていることがある。相手の主張の中心と別のレベルで反論している場合がある。

・料理の上手な人は、準備からプロセスが具体的で先の先まで考えて動いている。料理の下手な人は準備から行き当たりばったりで、あまり考えていない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人文科学
感想投稿日 : 2013年2月25日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年2月25日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする