人生初の西村京太郎作品 実家の本棚で見つけたため一読したきっかけ
陸軍幼年学校での実体験が克明に記され、当時の状況が想像できる。特に、及川の死が印象的だ。
作品自体は前半では,筆者の経験、後半では日本の戦争論に移り「日本人が現代戦争にいかに向いていないか」について実例を挙げ主張していた。
日本が戦争をなぜ止めることができなかったのか、の問いには明確な答えを出していない理由としては読者に考える隙間を与えるためだと感じた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年1月28日
- 読了日 : 2023年1月28日
- 本棚登録日 : 2023年1月28日
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