小学生にも読める本、というテーマで選書してみました。
小学生と、その父親をめぐる4編の短編が収められています。
活字も大きめで行間も広く取られているので、(もともと薄手の文庫本なのですが)想像以上にスルスルと読み進めることができます。
一見するとどうしようもないダメオヤジにしか見えない父親も、実は家族のため、そして自分自身のために一生懸命に生きており、その姿勢から子どもたちも父親の背中を誇れるようになっていくものなのでしょう。
特に表題作の「お父さんのバックドロップ」はその”王道”のストーリーで読後感も良かったです。
子どもから大人まで、抵抗なく読める作品だとは思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
仕事
- 感想投稿日 : 2018年5月11日
- 読了日 : 2018年5月11日
- 本棚登録日 : 2018年5月11日
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