日本の文学青年が1960年という戦後復興中の時期に、バックパッカーとして世界を回った体験記。お金をかけず、ローカルと同じ環境まで入って旅をするスタイルは、刺激を受けた。その国の文化や風習等、衝撃だったことも取り上げながら、断じて差別的なことは書いていないのがすごい。いろんな価値観を認め、旅をするスタンスは、世界を旅することを夢見るものに非常に希望を持たせる。世界旅行を考えるものにとっては必読書。
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- 感想投稿日 : 2021年5月7日
- 読了日 : 2017年4月28日
- 本棚登録日 : 2017年4月28日
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