不思議な読み味の短編集だった。
解説にも書かれていたが、ジャンル横断的と評して問題ない。
表題にもなっている「嘘と正典」以外は、ミステリ要素のある話だが、綺麗にオチが付くわけではない。それでいて読者が考える余地を残して、不快にならない読後感がある。「嘘と正典」はSF味のある中編で、オチも含めて好みだった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2024年1月27日
- 読了日 : 2024年1月26日
- 本棚登録日 : 2024年1月23日
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