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「物語の力が、私たちを少しだけ前に進ませてくれる」
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世界中にはびこるさまざまな境界。たとえばジェンダー、たとえば人種。積もり積もった差別の実態は、一朝一夕に乗り越えられるものではない。境界線のこちらとそちらには、想像を絶する格差があったりするものである。そんな不毛な境界を、物語世界で越えて行こうという試みである。極個人的には、この雑誌的な作りは、何となく集中できない気がして苦手ではあるのだが、内容自体は興味深く読める一冊ではあった。
読書状況:読み終わった
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共著・その他
- 感想投稿日 : 2020年11月8日
- 読了日 : 2020年11月8日
- 本棚登録日 : 2020年11月8日
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