再再読、くらい。
何度読んでも面白いし、多分著者の本ってどれも内容は大同小異なんだろうけど、それでも面白い。
面白いのは、僕がその内容を体得できていないため、毎回「ああそうだったそうだった」と新鮮さを感じるからなのだろう。
そう。そういうもんだと僕は思うんだよね。
著者がよく言うように、レトリックの技法を開示することにより、レトリック(によるトリック)が使いづらくなる、なんてことはまあ考えなくていいと思う。
だって、読むことと体得することとには千里の径庭があるんだもの。
読んで例題を提示されて、「問題として解く」のはそれほど難しくない。でも実戦で使うってのは至難の業。
僕を含め、読者の99%が、なんら議論は強くなっていないはずだ。
てことで、まだまだ著者には新作を期待したい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年4月7日
- 読了日 : 2013年4月7日
- 本棚登録日 : 2013年4月7日
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