「専ら自然とのみ共生し、他との交流を断つことで独自色を保ってきた民族」という我々の偏頗なアイヌ観に、鮮やかに改定を迫る良書。本書の至る所で、和人を始めとする他民族とアイヌ民族との豊かな「交易」の実情が実証性ある資料を伴って紹介されており、読み応えは申し分なし。北海道旅行のお供にどうぞ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年3月26日
- 読了日 : 2024年3月25日
- 本棚登録日 : 2024年3月25日
みんなの感想をみる