正直この表紙にわたしは戸惑いました。
え?斉藤倫さんの本だよね?と二度見。とてもいまっぽくて、びっくりしています。
今の子どもたちが好きそうな、手に取りやすそうな表紙です。
しかし
面白そう❣️と手にしたら、
とんでもなく考えさせられる事ばかりで驚いてしまうよきっと(*´艸`)
松田コロン、せんべい屋のむすめ。
小さな頃に預けられていた探検家または"ふうらいぼう"のおじいちゃんの勧めで、
5年生から 私立探検家学園に転校することになった。
この風変わりな学園に、世界中からやってきている生徒たち、普通じゃない先生たちとの出会い。
探検家の実習がはじまります!
物語から一歩二歩より道したような気持ちを味わえるコロンのひとりごとが好きです。
_保守的っていみが、わかってないのかもしれないけど、いま流行ってるから、みたいなことに合わせちゃうほうが、ほんとは保守的なんじゃないのって、わたしはおもう。_
_むしえびを、わたしは、いつも、さいしょに食べる。おかあさんは、いつも、さいごに食べる。ふたりともむしえびが、いちばん好きだから。
してることが、ぎゃくに見えても、りゆうはおなじってことは、あるんだろう。_
The斉藤倫
これがあるから普通じゃない。
文中に出てくる作家や本や、探検家たちの名前、
きっと気になって仕方がないはず。
不思議の国のアリス、宮沢賢治、ムーミンのミイ☺️
読んだ時はスルーしても、日々の生活のどこかで気になって…そしてまんまとたどり着いて欲しいな、ムーミンの原作も
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童文学
- 感想投稿日 : 2022年10月17日
- 読了日 : 2022年10月16日
- 本棚登録日 : 2022年10月17日
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