海外に行ったものと比較すると、本作で舞台となる場所が、著者が学生時代に住んでいたアパートなので、スケールは劣る。しかし、インパクトというかハチャメチャぶりは当時から相変わらずでおもしろい。幻覚症状を引き起こす植物を食べ、15時間意識を失う(その間奇怪な行動をとっていることが記録されている)話が一番ハマった。「この人よく生きてるなあ(苦笑)」と思うけれど、それは高野さんが強い星のもとに生まれてきたということと、高野さんと同じぐらい「本当にいるのかこんな人!?」と思われる人たちが彼の周りにいて、見えない力か何かで彼を守っているからかなあと感じた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2014年2月20日
- 読了日 : 2014年2月17日
- 本棚登録日 : 2014年2月17日
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