上巻に劣らず、中巻も良かった。
こんなにも主人公の心の機微や葛藤を丁寧に描いている作品はなかなかないのではないか。
どのエピソードも胸に迫る。特に、退学という事態に向き合う次郎の思い、次郎を信じて静かに見守る父親の思いが心にしみる。黒田先生と次郎とのやり取りは清々しく、学校側と対峙する父親の姿は圧巻だ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年9月11日
- 読了日 : 2022年9月11日
- 本棚登録日 : 2022年9月11日
みんなの感想をみる