どこに出没するかわからない、なんでも売っている幻の夜の市を舞台にした物語。
過去に弟を売って才能を手に入れてしまった兄が、弟を取り返そうとする
が…。
不思議な世界観が淡々と続く。なんだか、絵本や童話の世界で、
単純のストーリーの奥に、秘められた恐ろしさがあるような。
ただ夜市よりも、同じ本に収録されていた、日本の裏側の物の怪の道があるという話のほうが好みだったな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
恒川光太郎
- 感想投稿日 : 2009年12月27日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2009年12月27日
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