2008年発行で少し古いけど、書いてある内容は2024年でも共通するものだった。
QAで具体的に親の不安や質問に答えてくれているので読みやすい。
ポイントは、
・プラスイメージの言い方にする
・アイメッセージを活用する
・ほめる場面から入る
ということ。
否定的な言い方をしない、自業自得的な叱り方をしない、多少のことは目をつぶる、などとにかく肯定的な接し方をする、というのはほかの子育て本と共通している。それだけ大切なことなんだなと実感。
ただこの本で説得力があったのはその理由で、
「叱ってもすぐにはできるようにはならない。叱ること否定することで、親との信頼関係が損なわれる。特に小さい頃は小さなことを見つけて叱るのではなく、受け入れて聞くという関係性を作っておけば、思春期など本当に大切な場面で、親の一言を聞きいれる姿勢ができる」的なお話。
確かにそのとおり。親も子も「聞く」素地を作っていくのはとても大切。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
子育て
- 感想投稿日 : 2024年3月30日
- 読了日 : 2024年3月30日
- 本棚登録日 : 2024年3月30日
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