不器用な子どもがしあわせになる育て方 ー コグトレ

著者 :
  • かんき出版 (2020年7月22日発売)
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癇癪と頑固が激しい下の子が気になり読了。
子の不器用さと、親の不安はまさに当てはまる。
ただ小学生ころから顕在化とあるため、コグトレをできるレベルではないから、まずどうしようかなと。気づく→観察→応じる からかな。
まだ感情を出すし、親にぶつけてくる分、わかりやすい年齢だ。
また数年後、小学生になったころに読み返してみたい。



1.なぜうちの子は生きずらいのか?
・生きづらさは小学生ころから顕在化
・不器用な子どもが生きるために欠かせない3つの輪
「A.子どもの特性」「B.支える大人の存在」「C.本人の環境」
・不器用な子どもたちは普通の子のような「困っているから助けて」というサインを出さない
2.生きづらい子どもの3つの特徴
「認知力の弱さ」「対人力の弱さ」「身体力の弱さ」
・認知機能の弱さは、学習能力のつまずき、対人スキルの乏しさにつながる
3.生きづらかったこどもはどんな大人になるのか?
・IQ70~84までがグレーゾーンで約14%存在と言われている
4.不器用な子どもへのシンプルギフト
・子供たちの適性に気づきそれにあった機会を大人が作ってあげること
★安心できる大人の存在が基本(安定の土台)
 ①子どものサインに気付く
 ②子どもの状態を観察する
 ③子どものサインに応じる
★自分の力を発揮できる(チャレンジできる)環境を整える(伴走者)
★保護者も不安で次の3パターンを取りやすくなる
 ①戦う…強く叱る、人のせいにする
 ②逃げだす…気づかないふりをする、ほかのこと(仕事など)に没頭する
 ③固まる…子どもの言いなりになる、甘やかす
 →特効薬はない。気づくことがスタート
5.子どもと一緒にコグトレをはじめよう
・コグトレ…認知機能に特化したトレーニング
https://kanki-pub.co.jp/pages/kogutore/

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 子育て
感想投稿日 : 2023年10月21日
読了日 : 2023年10月21日
本棚登録日 : 2023年10月21日

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