前巻で史上最悪な飛行機事故を起こしてしまった、国民空港。
特殊法人な故に、総理大臣ご指名の別会社の会長が、
国民空港の会長に就任し、腐りきった社内改革のために奮闘する話。
4巻では、会社の役員やグループ会社の役員の
利権に溺れている様や、癒着の様子、金策の様子など
事故を起こした会社とは思えぬ腐敗っぷりをたっぷり披露する1冊となっています。
会長室に呼ばれ、組合統合に奮闘する恩地さん、
海外から戻ってきても、色々苦労続きの話が続きます。
4巻は5巻に向けた前ふりの一冊であったかもしれません。
正直何も進展しないのが本作です。
でもそのため最終巻がどう終わるのかが非常に気になります。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年2月3日
- 読了日 : 2015年2月2日
- 本棚登録日 : 2015年1月21日
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