●09年某月
仕事や日常生活になんとなく行き詰った時、本書を読めば何かしらの突破口が開けてくると思います。そんな素晴らしい本です。
本書の作者である鍵山氏は、イエローハットの創業者。
操業当初から40年、毎日会社のトイレ掃除を続けているというとてつもない人です。最初の10年は社員にも相手にされず、一人で黙々と行っていたとか。
だから、鍵山氏にとって掃除は作業の一つではなく、彼の人生そのものと言えるもの。だから彼の掃除への思いが記された本書は、偉人の優れた
哲学書になっているのです。
彼はとにかく凡時を徹底してやり抜いた人。
一見つまらないことでも、高い志を持って継続すれば、いつか大きな偉業を成し遂げることが出来るという勇気を、本書からもらうことが出来ます。
自分が大した事も出来ないつまらない人間だと感じてしまった時には、
これからも折に触れて本書を開いてみようと僕は思っています。
お勧めです。
●100221
鍵山氏が言っていることを拡大解釈すると、別に重要なのは掃除だけではなく、細かいことを見逃さない目と些細なことであっても継続すること。
もう一つ言えば、どんな大きなことであっても最初の一歩は小さなことであって、人生ではその小さな一歩を踏み出せるか否かが大きな差になるということ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2009年9月24日
- 読了日 : 2009年9月24日
- 本棚登録日 : 2009年9月24日
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