神風とはいえ、大型台風であったことにはかわりなく九州・西日本の一般住民(農民など)には大きな被害が生じたという視点には納得がいった。
為政者にとってみれば、元軍を打ち破ったことが大事なのだろうが、当時の庶民にしてみればたまったものではないだろう。
やはり、歴史解釈とはそんなに劇的なものではなく、元寇は日本武士の奮戦と、大型台風による元軍の混乱という要因であり、神風とよべるような代物は無かったのである。
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カテゴリ:
日本史
- 感想投稿日 : 2019年6月15日
- 読了日 : 2019年6月15日
- 本棚登録日 : 2019年6月15日
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