蒙古襲来と神風 - 中世の対外戦争の真実 (中公新書 2461)

著者 :
  • 中央公論新社 (2017年11月18日発売)
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神風とはいえ、大型台風であったことにはかわりなく九州・西日本の一般住民(農民など)には大きな被害が生じたという視点には納得がいった。
為政者にとってみれば、元軍を打ち破ったことが大事なのだろうが、当時の庶民にしてみればたまったものではないだろう。

やはり、歴史解釈とはそんなに劇的なものではなく、元寇は日本武士の奮戦と、大型台風による元軍の混乱という要因であり、神風とよべるような代物は無かったのである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本史
感想投稿日 : 2019年6月15日
読了日 : 2019年6月15日
本棚登録日 : 2019年6月15日

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